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National Institutes of Natural Sciences

ひので最新画像(解説)


1: ひので/XRTによる、
X線全面画像

太陽大気でも上層大気である、コロナの様子が良く見れる。 詳しくは、 「 ひので/XRTで見る、太陽の自転・コロナの発達」 をご参照ください。

2: ひので/SOTによる
G-band画像

G-Band(波長430nm)と呼ばれる、可視光の一種を観測した画像。 太陽大気でも表面付近(光球)付近の構造を表している。

3: G-band画像の
観測視野範囲

XRTの太陽全面画像もしくは白い円の中にある、 四角が画像2の視野(観測している範囲)を示している。

4: ひので/SOTによる
Ca II画像

Ca II H Line(波長397nm)と呼ばれる、カルシウムによる 光の吸収/放射が起こる、可視光の一種を観測した画像。 太陽大気でも高度1000km程度にある彩層と呼ばれる大気層の 構造を表している。

5: Ca II画像の
観測視野範囲

XRTの太陽全面画像もしくは白い円の中にある、 四角が画像4の視野(観測している範囲)を示している。



  • 上記の画像は、毎日正午(日本時間)に作成されます。
  • ひので衛星データは、主に北欧、それも北極圏内にある スバルバード島のアンテナ局にてデータを受信しています。 観測データをスバルバード島から日本まで転送するために、 1日程度の時間が必要となりますので、公開する画像は前日の画像となります。
  • 観測後1日程度しか経過していませんので、 Internetの回線不調や地上のデータアーカイブシステム不調により、 全てのデータが日本に到着していない場合があります。 その場合、画像例2のように画像の一部が欠ける場合がございます。 御了承ください。

  • CCD Bakeoutについて

    衛星・望遠鏡の作成時には各部品を高温にして、 宇宙空間ではガスを出さないように作成をしています。 (詳しくは、 写真で見るコンタミネーションとの戦いを見てください。) しかしながら、 完全に部品からガスが出ることを防ぎ切ることはできないため、 長いあいだCCDを低温 (XRTのCCDは通常マイナス50℃に冷却されています。) で放置していると、部品から出た微かなガスが、 CCD表面に薄い層を作ってしまいます。 そうすると、CCDのX線に対する感度が悪くなり、 観測に悪影響を及ぼします。 これを防ぐため、年に数回、CCDの温度を上げる(温度 20 -- 30℃程度) 作業を行います。これをCCD bakeoutと呼んでいます。 英語のとおり、焼いて(bake)ガスを出す(out)作業をしているという意味です。
     この期間、CCDの温度を上げているため、 ノイズが多い画像しか取ることができません。 あまり意味のない画像を取って、 可動物(シャッターやフィルターホイール)の寿命を縮めるのも良くありませんので、 通常の観測を停止しています。
     CCD Bakeoutは、数日〜数週間程度行いますので、 そのあいだ最新画像の提供がとまります。 ご心配、ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。


国立天文台ひので科学プロジェクト 2007.8.01