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ひので衛星10周年記念ムービー

フレア

太陽で起こる爆発現象。磁場のエネルギーが短時間のうちに熱と運動に変換されます。

©国立天文台/JAXA

2006年12月に発生した巨大フレア。2本の細長く明るい構造(フレアリボン)とそれらをつなぐ筋構造(フレアループ)が鮮明に見て取れます。2本のフレアリボンは片方がN極、もう片方がS極で、フレアループはフレアリボンをつなぐ磁力線を示しています。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線(カルシウムH線[396nm]))

©国立天文台/JAXA

2014年10月に現れた超巨大黒点群で起こった太陽フレア。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線(カルシウムH線[396nm]) )

黒点周辺で見られる活発なジェット噴出

ここで紹介しているジェット現象はいずれも微細で突発的な現象であり、大気ゆらぎの影響を受ける地上望遠鏡ではとらえることが難しく、「ひので」だからこそ克明にとらえることができたものです。


©国立天文台/JAXA

ムービーでは、黒点の周囲で頻繁に増光が発生し、それに伴ってプラズマが上空へダイナミックに噴き上げられる様子が具にとらえられています。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm]) )



©国立天文台/JAXA

ムービーは、太陽表面「光球」(青色)とその上空の「彩層」(オレンジ色)を比較したものです。穏やかな光球とは全く異なる活動的な現象を彩層では見ることができます。黒点の周囲では強力な磁場によって頻繁に増光が発生し、それに伴ってプラズマが上空へダイナミックに噴き上げられる様子が克明にとらえられています。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:CH分子の吸収線(Gバンド[430nm])、カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm] ))



©国立天文台/JAXA

画像では見えませんが、太陽の裏側の縁付近に黒点があります。ムービーでは、黒点の周囲で頻繁に増光が発生し、それに伴ってプラズマが上空へダイナミックに噴き上げられる様子が克明にとらえられています。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm] ) )

プロミネンス

100万度の高温コロナ中に浮かぶ、彩層ガス(1万度)のかたまり。磁場がハンモックのように1万度の低温ガスを支えているのだと考えられています。



© JAXA/国立天文台

太陽の縁付近に黒点が見えており、その上空の水平方向にのびる雲のような形状をした部分がプロミネンスです。ムービーでは、プロミネンスが上下に振動している様子が見られます。これは磁力線の振動を表しており、磁力線に沿って伝わる波を検出したと考えれます。この波が光球からコロナまで熱を運んで、コロナを温めている可能性が考えられます。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm] ) )



©国立天文台/JAXA

コロナ(上層大気)中に張り出して浮かんで見えるのが、プロミネンスです。ムービーを見ると、プロミネンスのガスは激しく動いていることが分かります。「ひので」はプロミネンスが静的なものではなく、想像以上に激しく動き回る微細構造の集合体であることを明らかにしました。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm] ) )



©国立天文台/JAXA

プロミネンスが宇宙空間にとんでいく様子が見えています。太陽の表面近くではフレアが起きています。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm]) )

黒点


太陽表面(光球)の温度は6000度であるのに対し、黒点は4500度と温度が低いため、暗く見えます。黒点には約3000ガウスという極めて強い磁場が存在します(地球の磁場は0.3ガウス)。黒点は磁場が強いために太陽中心部で生まれる熱が表面へ伝わるのが阻害されて、温度が低いのです。

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©国立天文台/JAXA

上の3つの画像は、同じ黒点を見たものです。「Gバンド像」は光球を見た画像です。「磁場分布像」は光球の磁場を表した画像で、白がN極、黒がS極です。「カルシウムH線画像」は、光球の上空の彩層を見た画像です。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡)

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©国立天文台/JAXA


日本列島の形に似た黒点です。「島」に当たる黒点の黒く見える部分(暗部)を隔てる、明るく細長い構造は一般に、ライトブリッジと呼ばれ、黒点の形成および崩壊の過程を理解するうえで注目される構造です。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長: 連続光)

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©国立天文台/JAXA


2014年10月に出現した巨大黒点の連続光画像。この黒点群全体の面積は、最大時に地球66個分に達しました。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長: 連続光)

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©国立天文台/JAXA


2014年10月に出現した巨大黒点の磁場分布画像。白がN極、黒がS極を表しています。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:鉄の吸収線[630nm])

X線全面像

100万度以上の高温の物質はX線を出します。太陽コロナ(上層大気)は100万度以上の高温ですので、X線で太陽を見ると、コロナが明るく輝いて見えます。



©国立天文台/JAXA

明るく輝いている場所は高温のコロナプラズマがたくさんあるところで、黒点の上空です。暗いところはコロナホールと呼ばれ、太陽から吹き出るプラズマ流である太陽風の中でも高速(秒速300 km以上)の太陽風の吹き出し口であると考えられています。ムービーは、太陽の自転の様子を早回しで示しています。(撮影望遠鏡:X線望遠鏡、観測波長:X線)

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©国立天文台/JAXA

明るく輝くループがたくさん見えます。ループの根元には黒点があり、片方の根元がN極、もう片方の根元がS極になっています。ループは磁力線を表しています。プラズマは磁力線に沿って動く性質があるため、磁力線が明るく輝いて見えているのです。(撮影望遠鏡:X線望遠鏡、観測波長:X線)

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©国立天文台/JAXA

明るく輝いているところは、高温のプラズマがたくさんあるところです。たまたま、ちょうど、人の顔の目と口のように見えます。(撮影望遠鏡:X線望遠鏡、観測波長:X線)

スピキュール


彩層ガスがコロナ中に突き出したように見える、小規模なジェット噴出現象です。太陽全面で見られます。

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©国立天文台/JAXA

真ん中の線が太陽の縁で、そこから無数に生えているとげのような構造がスピキュールです。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm])

粒状斑

太陽表面(光球)に見られる、暗く縁取られた粒状の模様。光球のガスが下層から運ばれる熱によって対流しているために生じます。

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©国立天文台/JAXA


暗く縁取られた粒状の模様が粒状斑。明るく輝く点は輝点と呼ばれ、磁場の強いところに対応します。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長: CH分子の吸収線(Gバンド[430nm]) )

日食

地球と太陽の間を月が通過することで、太陽が月に隠される現象です。



©JAXA/国立天文台

2009年7月22日に「ひので」衛星のX線望遠鏡がとらえた部分日食です。この日、中国~日本南部~太平洋では皆既日食が観測できました。(撮影望遠鏡:X線望遠鏡、観測波長:X線)



©国立天文台/JAXA

2007年3月19日に「ひので」衛星のX線望遠鏡がとらえた皆既日食です。この日、食分(欠け具合)が小さい部分日食が日本海側で観測されましたが、「ひので」では皆既日食となりました。(撮影望遠鏡:X線望遠鏡、観測波長:X線)

太陽面通過

水星または金星が、地球と太陽の間を通過する現象です。


©国立天文台/JAXA

2012年6月6日に「ひので」衛星がとらえた金星の太陽面通過。この日の金星の太陽面通過は日本でも観測されました。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長:カルシウムの吸収線/輝線(カルシウムH線[396nm]) )



©国立天文台/JAXA

2006年11月9日に「ひので」衛星がとらえた水星の太陽面通過。この日の水星の太陽面通過は、日本でも観測されました。(撮影望遠鏡:可視光・磁場望遠鏡、観測波長: CH分子の吸収線(Gバンド[430nm]) )

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