開発経緯

本日の ひので 2006.10.7〜

2006年10月12日(木) @宇宙研相模原キャンパス

<ひので状態報告>

 精太陽指向モードの試験が行われた。異常なし。これにより、 姿勢制御系は定常観測の状態に到達した。 姿勢系に異常が発生したときに備えて、セーフホールド姿勢その1 (太陽中心)への移行試験を行った。モーメンタムホイールにより 太陽補足するモードへ移行させると、衛星が太陽中心を捕捉するのを確認した。 クリチカルオペレーションであったが、無事終了した。


2006年10月11日(水) @宇宙研相模原キャンパス

<ひので状態報告>
 姿勢系に異常が発生したときに備えて、セーフホールド姿勢その2 (太陽から22.5度離れた位置)への移行試験を行った。 スラスターエンジンにより、衛星姿勢が太陽から22.5度傾いた 安全位置に移行するのを確認した。クリチカルオペレーションであったが、 無事終了した。

2006年10月10日(火) @宇宙研相模原キャンパス

<ひので状態報告>
 粗太陽指向モードの試験が行われた。異常なし。これにより、 姿勢制御系は定常観測の一歩前の状態に到達した。

2006年10月9日(祝) @宇宙研相模原キャンパス

<ひので状態報告>
 ひので衛星の4台のモーメンタムホイールを今までは ゼロモーメンタム状態で駆動していたが、ホイールの回転方向の変更により、 バイアスモーメンタムに変更した。クリチカルな作業であったが、 JAXAおよび姿勢制御系担当メーカー・衛星システムの連携により、 作業は無事終了した。衛星が角運動量を持つことになり、安定性を増し、 定常観測状態に一歩近づいた。

2006年10月7-8日(土、日) @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

<ひので状態報告>
 ひのでのオペーレーションセンターを内之浦から相模原に移動するため、7日午前よ り8日午後まで、衛星の運用を休みとした。衛星は安全な状態にある。運用は、8日 夕方から再開される。

9月23日よりこのコーナーに、随時「ひので」関係者の言葉を掲載します。この部 分は、国立天文台および宇宙航空研究開発機構の見解を表すものではありません。

週末は更新が遅れます。ご容赦ください。

page top