開発経緯

今週の SOLAR-B 2006.8.14

2006年8月20日 @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

衛星班休日。
ロケットはコントロール(CN)系動作チェックおよび検討会が予定されていた。
早朝6:00くらいに雷により実験場全体が停電した。 場内は省電力モードにて自家発電により電力維持。34mとM台地は, 自家発運転中。クリーンルームは,特に問題は発生していない。 射場では,自家発電によりCN系動作チェックを実施した。更に,地上設備等, 打ち上げ関連設備にダメージが無いことを確認するために,ロケット側の 全系動作チェックを実施した。動作チェック終了後,商用と自家発の併用を経て, 現在は無事に商用にて運転中。現在,クリーンルームおよびクリーンブース の電力供給には問題はない。除湿器ヒータまで含め,もとの設定に戻っている。 衛星関係の地上設備の状況は以下の通り。Mチェックアウトの衛星電源設備につ いては,問題ないことを確認してKE班から確認をいただいた。

2006年8月19日 @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

バッテリ・リコンディショニング準備
クリーンルームにて器材を開き,バリデーション.衛星を含め,必要器材について は,リコンディショニング用ハーネスを接続.
RCS推薬充填器材処置
地上系のデータ取得を継続実施(チェックアウト).問題なく実施.
通信系(地上系)
SOLAR-Bの地上局側だけの無線局の電気特性の取得を行った.問題なく実施.

2006年8月18日 @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

RF回線確認
衛星側の高周波回線の実通試験を行う.S-Up,S-Downの試験も実施した. 衛星側は,コマンド/テレメともにRFリンクで問題ないことが確認できた. 地上系は,無線局の実通試験を実施した. 無線局の登録のための試験としても問題なく終了.
SAP照射試験
レファランスセルで光量確認後,相模原で使用した同じ治具を使用し, 同じセッティング,同じ手順書で作業を進めた.データ照合の結果, 問題ないことを確認した.

2006年8月17日 @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

衛星作業はなし。

2006年8月16日 @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

クリーンルームの整備作業などが行われた。

2006年8月15日 @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

スラスター系の気密試験が継続された。

2006年8月14日 @宇宙研内之浦宇宙空間観測所

スラスター系の気密試験が継続された。

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