開発経緯

OTA 音響試験 2005年4月10-14日

 4月10日から14日、OTAの音響試験が筑波宇宙センター・試験センターで行われました。ロケット打ち上げの際には、振動だけなく、轟音も生じます。音響試験は、その打ち上げ時の轟音が、OTAに及ぼす影響を調べるためのものです。音響試験はほんの30秒ぐらいですが、試験中は、人が実験室に立ち入ることはできません。

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OTAをクレーンを使ってケースから出しているところ
右下に見えている黄色いのが音響試験用の台です。
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OTAをまず支持用の銀色の筒に入れ、音響試験用の台におろします。OTA開口部(上の部分)はちりやほこりが入らないように厳重にカバーがされています。
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台の奥に音響験用のホーン(スピーカー)が見えています。ここから実験用の大きな音を出します。


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OTA、試験台に設置完了しました。試験台の回りには記録用のマイクが6本たっています。 左側の壁(青丸で囲んだあたり)に音響試験用のスピーカーがあります。

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音響試験をモニター越しに監視しています。今、この中では轟音が鳴り響いているはずです。 試験中は室内に誰も入ることができません。
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音響試験は無事終了しました。 OTAは慎重に梱包されて、国立天文台(三鷹)に運ばれます。

<用語説明>
OTA(Optical Telecope Assembly)...可視光望遠鏡の望遠鏡部分

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