お知らせ

2014年7月21日から「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう 2014」を実施

国立天文台 ひので科学プロジェクト


 「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」(略して、ひのでといっしょ) は2010年以来、毎年夏(7-8月)と冬(12月)に行っているひので衛星と中高生 (及び科学館・公開天文台など)との共同観測キャンペーンです。 今年は、 2014年7月21日(月)から26日(土) に行います。

 ひのでの観測データは、研究だけでなく教育目的にも利用することが奨励されています。共同観測の期間には、中高生たちが観測している正午付近の時間帯に、ひので衛星で太陽の活動領域や全面像を観測します。 この機会に、中高生たちが科学クラブなどの課外活動で行っている日頃の太陽観測結果と、 ひので衛星のX線や可視光の観測画像を比較し、自身の研究活動に役立てることを目指しています。 参加した学校の中には、その観測結果を各府県の学生科学賞・クラブ発表会などで発表しているところもあります。また、この共同観測は、海外の太陽研究者からも 高く注目されています。

 今年はあらたに、5つの学校が参加を表明しました。極大期の太陽をひのでといっしょに観測することで、充実した研究活動を行ってくれることを期待します。また、科学館・公開天文台は展示活動に、 学校教員の方は学校授業等に活用していただければと思います。

 詳しくは、以下のホームページをご覧下さい。
http://hinode.nao.ac.jp/user/yaji/hinode/issho/
また、星ナビ(株式会社アストロアーツ 編集・発行)7月号にも関連記事が掲載されています。

kishiwada.png

page top