常田佐久教授に日本学士院賞、受賞決定!
平成31年3月12日開催の日本学士院第 1127回総会において、常田佐久教授 (現 国立天文台⻑) に日本学士院賞を授与することが決定されましたのでお知らせします。受賞研究課題は「太陽観測衛星による太陽電磁流体現象の研究」です。
常田教授は、これまで太陽観測衛星「ようこう」搭載の軟X線望遠鏡や「ひので」搭載の可視光・磁場望遠鏡の開発と運用を主導し、太陽物理学の根源的問題であるコロナ加熱や太陽磁場生成機構の理解の鍵となる観測結果を次々ともたらしました。加えて、これらの衛星観測データの即時公開に尽力し世界中の研究者によるデータ活用を促進し、また衛星計画と並行して気球・観測ロケット等を用いた観測装置の開発と飛翔実験を継続的に行い、多くの研究者を育成しました。
なお、授賞式は 2019 年 6 月に予定されています。
◇日本学士院賞については以下をご参照ください。
http://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2019/031201.html
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