開発状況

可視光磁場望遠鏡 地上試験ファーストライト!! 2004月8月27日 SOLAR-B推進室

 SOLAR-B衛星に搭載される可視光磁場望遠鏡(SOT)は、国立天文台が製作を担当する望遠鏡部(鏡筒・反射鏡・可動鏡等)とNASAが製作を担当する焦点面検出器(CCDカメラ・フィルター・分光器等)に分けて製作されています。この2つを結合し、実際の太陽の光を導入して性能を確認する試験が8月11日より国立天文台の高度環境試験棟のヘリオスタット装置を用いて開始されました。
 下の図は、8月18-19日の試験時にSOTを使って撮像した太陽黒点の画像です。左側は、可視光(+)でみた黒点で、左側は望遠鏡に搭載されるフィルターを使ってHα線という特殊な光で見た黒点です。
 衛星軌道上では0.2秒角という超高分解能を誇るSOTですが、地上では大気のゆらぎのため分解能(*)が悪くなっています。分解能は悪くなっても、実際の太陽光を導入しフィルターや分光器の観測機器の性能を確かめるのは、非常に重要なことです。

8月27日現在、試験は順調に進行しています。

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ファーストライト:製作された望遠鏡で、初めて星や太陽を観測すること。
(+)可視光:目で見ることができる光。
(*)分解能:細かい構造を分解する能力のこと。

 下の図は、分光器で黒点を観測した結果です。 このデータを基に、太陽表面の磁場の測定を行ないます。

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