Solar-B 熱平衡試験終了
Solar-Bの熱モデル(Thermal Test Model, TTM)を用いた熱平衡試験が、10月17日から10月30日にわたり、宇宙研の宇宙チャンバー設備にて行われた。軌道上で予想される高温および低温の環境を模擬的に作り、衛星および望遠鏡の温度をモニターし、数学モデルから予想された温度に維持されるか、熱の流れが予想と一致するか、など熱設計検証が行われました。取得データの詳細解析は今後行われますが、衛星および搭載望遠鏡の熱設計の妥当性が検証できたと考えています。また、大気戻しは、望遠鏡から乾燥空気を入れる全く新しい方法で行われ、フライト品における衛星および望遠鏡の汚染管理のリハーサルも無事成功しました。
熱平衡試験終了後、衛星を背に記念撮影。。。。
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