2008

ワークショップスケジュール

実験室ーひので共同研究会

ひのでで見えてきた太陽面活動現象の理解を深め、宇宙天気研究をさらに発展させることを目的とし て、実験室プラズマ研究グループと共同で研究会を開催した。

  • 日時:2008年11月28日14:00 〜 29日12:00
  • 場所:総合研究大学葉山キャンパス103号室
  • 総参加人数:13名
  • アジェンダ
    • 28日
      • 14:00 - 14:05
        「あいさつ」真柄(国立天文台)
      • 第一部:波セッション
        • 14:05 - 15:20
          「Discovery of Magnetohydrodynamic Waves at Solar Photosphere」藤村(国立天文台)
        • 15:20 - 16:00
          「自己相似リコネクション・モデルの実証にむけて」新田(筑波技術大)
        • 16:30 - 17:30
          「磁場閉じ込めプラズマにおけるアルヴェン波実験」井(東大)
      • 第二部:磁場形状と活動性(トポロジーセッション)
        • 17:30-18:15
          「太陽の磁場構造を模擬したリコネクション実験」林(東大)
        • 18:15 - 19:00
          「黒点内ライトブリッジの磁場・電流の観測に基づく、観測的磁気リコネクション研究」清水(ISAS/JAXA)
    • 29日
      • 第二部:磁場形状と活動性(トポロジーセッション):続き
        • 8:30 - 9:30
          「Solar penumbral jetsにみる太陽面磁場のトポロジーと活動性の関係」真柄(国立天文台)
      • 第三部:乱流・衝撃波セッション
        • 9:30 - 10:15
          「フレアインパルシブフェーズに現れる非熱的輝線成分の位置と特徴」原(国立天文台)
        • 10:15 - 11:00
          「Notes on Cross Helicity」横井(東大)
        • 11:00 - 11:30
          「TS-3/4合体実験の高速リコネクション機構と加熱」小野(東大)
        • 11:30 - 12:00
          「リコネクション易度とコロナ加熱」岡部(国立天文台)
      • 12:00 - 12:10
        「まとめの議論」常田(国立天文台)

リコネクション研究会

ひので衛星によって観測された太陽におけるリコネクション現象と、 実験室でのリコネクション実験との比較を行い、 リコネクション物理の理解を進めるため、 4月30日に東京大学にて研究会を開催されました。

  • 日時:2008年4月30日10:00 〜 19:00
  • 場所:東京大学本郷工学部10号館400号室
  • アジェンダ
        • 10:00 - 11:00
        • 小野先生・常田先生のあいさつ
      1. [実験関連の発表]
        • 10:10 - 10:35 小野(東大)
          「TS-3,4室内合体実験における非定常・間欠リコネクション現象」
        • 10:35 - 11:00 井(東大)
          「高速磁気リコネクションと異常抵抗の発生」
        • 11:00 - 11:25 林(東大)
          「パイルアップ効果による磁気リコネクションの高速化」
        • 11:25 - 11:50 小野(東大)
          「磁気リコネクションのプラズマ加熱効果の実験検証」
        昼食 (12:00 - 13:30)

      • 13:30-15:30
        実験室の見学およびプラズマ合体実験実演
    1. [ひので関連の発表]
      • 15:30 - 15:45
        ひのでムービー紹介 
      • 15:45 - 15:55 原 (国立天文台)
        「ひので衛星の紹介」
      • 15:55 - 16:15 清水(宇宙研)
        「複数ループが同時増光するマイクロフレアの磁気的特徴」
      • 16:15 - 16:30 今田(国立天文台)
        「EISによるフレアの分光観測」
      • 16:30 - 16:50 横山(東大)
        「有限振幅拡散擾乱より発展する磁気リコネクションの3次元シミュレーション」
      • 16:50 - 17:05 坂尾 (宇宙研)
        「XRTで見えてきた低速太陽風の流れ」
      • 17:05 - 17:25 勝川(国立天文台)
        「普遍的に発生する彩層磁気リコネクション」
      • 17:25 - 17:45 磯部(京大)
        「彩層リコネクションの理論の現状」

17:45 - 18:00 議論

MULTIワークショップ

ひので可視光望遠鏡のデータや、飛騨天文台等によるの彩層分光観測の データから物理情報を引き出すには、モデル大気のnon-LTE輻射輸送を解いて 観測と比較するのが有効です。本ワークショップの目的は、non-LTE輻射輸送 を解くためのコードであるMULTIの使い方を学習し、実際のシミュレーション 結果やモデル大気への応用、観測データとの比較まで行い、論文へとつながる 研究の端緒とすることです。

  • 日時:2008年2月27-28日
  • 場所:国立天文台
  • 世話人:磯部洋明、横山央明、柴田一成、勝川行雄、岡本丈典
  • プログラム
    • 2月27日
      • 10:00-13:00 イントロダクション、研究テーマ紹介
        • 北井「non-LTE輻射輸送概論」
        • アントリン「MULTI概要」
        • 中村「MULTI使用法と応用例」(午後の実習時に回る可能性あり)
        • 花岡「飛騨ドームレス望遠鏡での多波長同時スペクトロヘリオグラフによる観測」
        • 一本「偏光に関する話題提供」
        • 神尾「SUMERを用いた関連研究の紹介」
        • その他全員「研究テーマ、データ紹介
      • 14:00-17:30 MULTI実習
      • 18:00-20:00 データ鑑賞夕食会
    • 2月28日
      • 午前中:MULTI実習続き(各自自由に)
      • 13:00- 成果発表、今後の研究戦略議論

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