2009

ワークショップスケジュール

理系大学生のための「太陽研究最前線体験ツアー」

  • 日時: 2009年11月21日(土) - 23日(月)
  • 場所: 名古屋大学, 京大飛騨天文台, 野辺山太陽電波観測所, 国立天文台
  • 企画: 名古屋大学太陽地球環境研究所(STE研), 京都大学大学院理学研究科附属天文台, 国立天文台(太陽観測所、ひので科学プロジェクト、野辺山太陽電波観測所), 東京大学大学院理学系研究科, 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部

大学院での太陽に関する研究に興味のある方、最新の太陽研究に興味のある方などを対象に、国内の主要な太陽研究機関を3日間で一度に訪問するツアーです。国際的に活躍している太陽研究者が、太陽研究の最前線の紹介を行います。 宇宙のロゼッタストーン、電磁流体現象の宝庫、母なる星太陽、あなたも太陽研究の最前線を体験しませんか! 詳しくは、こちらのページにて

EIS workshop

  • 日時: 2009年7月13日(月) - 16日(木)
  • 場所: 京都大学花山天文台
  • 世話人: 今田晋亮 (ISAS/JAXA)、原弘久、浅井 歩 (国立天文台)、西塚直人、磯部洋明 (京都大学)

日程:

  • 7月13日
  • 13:00 現地集合
  • 13:00-13:15 WSのやり方について説明 (今田)
    • 13:15-14:00 EISの全体像と実際のパフォーマンスについて (原, 資料
    • 14:00-14:30 EIS_PREPとEISQLについて(Hansteen, 資料1, 資料2
    • 14:30-15:30 EISの解析の仕方について(今田, 資料1, 資料2 )
    • 各班に分かれて、作戦会議その後実習
  • 7月14-15日 解析
  • 7月16日 成果報告会・サマリー

Solar Radiative MHD workshop

  • 日時:2009年5月18日13:30〜21日12:00
  • 場所:国立天文台三鷹キャンパス
  • 総参加人数:13人
  • 世話人:真柄哲也(NAOJ)、加藤成晃(ISAS/JAXA)、O. Steiner(KIS)

Workshop outline:

A workshop focused on radiative magnetohydrodynamics (RMHD) and its application to solar surface phenomena was held in National Observatory of Japan (NAOJ), Mitaka campus. This is a four-day workshop and the details are shown below.

Schedule of Solar RMHD workshop:

  • 5/18 (Monday)
    • 13:30 - 15:00 Lecture by Prof. O. Stenier(Lecture room, 講義室) Basics of numerical simulation
      • Conservation, consistency, and convergency
      • Introduction to Riemann solvers: HLL and Roe-solver, div B = 0 and the Janhunnen source term
    • 15:30 - 17:00 Lecture by Prof. O. Stenier(Lecture room, 講義室)
      • Introduction to CO5BOLD, a computer code for radiation magnetohydrodynamics
  • 5/19 (Tuesday)
    • 10:30 - 12:00 Presentation of Japan-side activity of numerical simulations(Seminar room, 院生セミナー室)
      • Presentation by Dr. T. Kudoh (NAOJ)
      • Presentation by Dr. H. Isobe (Kyoto Univ.)
    • 13:30 - 17:00 Hands on CO5BOLD(Hinode data analysis room, ひので 解析室)
      • Unpack and install CO5BOLD
      • Use CAT (CO5BOLD analysis tool) to look at initial solution
      • Run example problems with CO5BOLD
      • Discuss parameter file
  • 5/20 (Wednesday)
    • 10:30 - 12:00 Show application examples & Discussion(Hinode data analysis room, ひので解析室)
      • Discuss possible collaborative subjects, strategy, and roadmap
    • 13:30 - 17:00 Hands on CO5BOLD(Hinode data analysis room, ひので 解析室)
      • Run and analyze test problems (possibly in 2D)
  • 5/21 (Thursday)
    • 10:30 - 12:00 Workshop summary & Future plan(Seminar room, 院生 セミナー室)

Hanle効果ミニワークショップ

彩層磁場は光球磁場と比較して測定が困難なことが知られていますが、 近年の高精度偏光分光観測の発達と理論的解釈の進展により、徐々に 可能になりつつあります。特にHe10830AのZeeman/Hanle効果を用いた 彩層、プロミネンスなどの磁場診断は実用化されつつあります。 このミニワークショップでは、スペインIACで開発されているHanle/ Zeeman効果による彩層ライン診断ツール、HAZEL(HAnle and ZEeman Light)を用い、実際にHe10830Aデータに触れることで、馴染みのある Zeeman効果に加え、Hanle効果を身をもって体験するのが目的です。

  • 日時: 2009年4月1日(水) - 3日(金)
  • 場所: 国立天文台ひのでサイエンスセンター
  • 世話人: 勝川行雄 (国立天文台)、石川遼子 (東京大学/国立天文台)

磁場方位角180度不定性ワークショップ

「ひので」の可視光磁場望遠鏡に代表される様なゼーマン効果を 利用した偏光観測装置は、地上・宇宙を問わず標準装備に なりつつあります。しかし、そこから導出される磁場の方位角には 180度の不定性が生じます(45度と225度が区別できないという意味です)。 偏光観測と伴に、導出される方位角の不定性を解くことの重要度は 増しています。今までも様々な手法が提案されてきましたが、 観測データに対して100%の正解を返す手法は未だ確立していません。 さらに、比較的正答率が高いと言われる方法でも必ず何らかの 物理仮定を置くため、興味のある領域がその条件に合うかを 見極める必要があります。この辺の詳しい説明は、180度不定性に 詳しいK.D. Leka氏を特別講師に招いて初日に行う予定です。

上記の現状を踏まえた上で、「どういった領域で180度不定性を 解くことが特に難しいのか」、「180度不定性が科学的な結果に どの程度影響を及ぼすのか」を実感するのがこの研究会の目的です。 磁場の方位角は、(1)磁場構造の推定(U-loop vs. Omega-loop)、 (2)磁場のねじれに関する量の見積り、(3)観測者座標系から 太陽面座標系への変換、を行う場合によく使われると思います。 実習では3つのテーマから1つを選んで、実際に180度不定性を 解くことに挑戦して頂く予定です。それぞれのテーマに対して、 日頃直面する問題点を書きましたが、あまり気にせず 自由にやって頂いて構いません。

  • 日時:2009年3月2-4日
  • 場所:国立天文台
    - 北研究棟1F講義室(3/2)
    - ひのでサイエンスセンター計算機室(3/3-3/4)
  • 世話人:岡本丈典(NAOJ)、久保雅仁(HAO/NCAR)

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