関井 隆

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SOLAR-B で日震学 ?

関井 隆(国立天文台 准教授)

「ひのでプロジェクト」に参加したのはいつですか?そのきっかけは?

 2000 年に国立天文台に職を得て、英国ケンブリッジ大学から戻って来た時にはもうSOLAR-B は走り出していました。光学磁場望遠鏡で日震学が出来る、などという話もあって、ごく自然な流れで参加させて戴くことになりました。

「ひのでプロジェクト」の10 年間でいち押しの成果や画像は?

 日震学の分野では、長島薫さん(当時総研大院生)の調べた、極域の超粒状斑の整列パターンが面白いです。音波の伝播時間の測定から流速に直しているのですが、伝播時間には(どの観測装置でも)謎の系統誤差があることがわかった影響で、その後の定量的な解釈が進んでいないのが悔しいところです。

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日震学で得られた極域の超粒状斑パターン (K. Nagashima, et al., Detection of Supergranulation Alignment in Polar Regions of the Sun by Helioseismology, ApJL, 726:L17, 2011 January 10. より )。

「ひのでプロジェクト」の 10年間で一番印象に残っている出来事や苦労したことは?

 「ひので」10 年間ではなく、その前ですが......打ち上げ前までの数年間、機器開発や試験には参加しない某先生と私とに、さまざま雑用が集中したのは憶えています。天文台も法人化があったり、激動の時期でした。

「ひので」で今後取り組みたいことや期待することは?

 大気中の音波の伝播・反射・減衰に関する情報が、取得済みのデータの中に埋もれているはずだと思っていて、それを発掘してみたいとは思っています。

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